ミニスカート誕生の背景と“美脚”志向
いつまでも綺麗な脚でいたいですよね。
1960年代のイギリスで、「若者文化の革命」と「女性の解放運動」を背景にミニスカートが誕生しました。快活な女性の象徴として、「綺麗な脚を見せたい」「自分の魅力を堂々と楽しみたい」という想いが、その理由だと言われています。まさに当サロンが掲げる「主体的な人生の獲得」を体現するエピソードです。
O脚に見える仕組み
一般には「膝の軟骨がすり減ってO脚になる」と思われがちですが、実際には軟骨のすり減り以前からO脚に見える状態は始まります。
ざっくり言うと、お腹の筋肉の使い方が変わることで骨盤の位置がずれ、大腿骨や下腿骨(脛骨・腓骨)の向きが変わり、特に下腿の外側が張り出して見えるのです。身体の使い方を適切に整えれば、O脚に見えなくなります。
軟骨のすり減りと痛みの誤解
「軟骨がすり減る→O脚になる→膝が痛くなる」というイメージは一般的ですが、軟骨には痛みを感じる神経(侵害刺激受容器)がありません。
そのため、軟骨がすり減っても直接痛みは生じません。多くの整形外科医が「痛みの原因は軟骨のすり減りだ」とは説明しないのはこのためです。もし逆の説明を受けたら、別の医師に相談してみましょう(笑)。
変形性膝関節症の真の痛みの原因
実際に変形性膝関節症を伴う膝痛の痛みは、軟骨ではなく筋肉の付着部や靭帯(特に内側)にあります。これらの組織が長時間過剰に負担を受けると、やがて太ももの内側などにも痛みが広がります。
膝の軟骨がすり減るような「状況」を作っているのは、骨がずれないように筋肉や靭帯が必死に耐えているから。限界を超えると、そこに痛みが出るのです。
O脚修正のカギ:Femoro‐Tibial Angle(FTA)
O脚を修正するには、大腿骨と脛骨の角度(Femoro‐Tibial Angle:FTA)が重要です。
FTAが一直線上に近づき、脛骨が外側に位置していれば、見た目のO脚は解消できます。膝だけではなく、胴体や足全体を含めたコンディショニングが必要です。
全身コンディショニングの重要性
身体の使われていない部分を再生・活性化することで、膝や脚に過度な負担がかかる状況を避けられます。
“用の美”を保つためには、局所的なケアではなく全身のバランス調整が大切です。
病院に行く前のセルフケア提案
将来、症状が進行して病院に行く前に、今からご自身でコンディショニングを始めましょう。
適切なエクササイズや姿勢の見直しで、いつまでも元気で綺麗な脚を維持できるはずです。